ゲノム編集先端 人材育成プログラム

活動報告

2020年8月6日、広島大学先端科学セミナー「“ゲノム編集”で未来社会を拓く」の第1回セミナーをウェブセミナーで開催しました。

第1回目は原爆放射線医科学研究所の宮本達雄准教授が、「病気を「知る」、「治す」ためのゲノム編集技術」と題して講演しました。本講演では、ゲノム編集を理解するための基礎的なお話に始まり、医療におけるゲノム編集技術の具体的な活用例について、倫理上の問題や規制の必要性なども交えながら紹介しました。また、ゲノム編集技術を用いた新型コロナウイルスの治療・予防研究の現状についても、宮本准教授からわかりやすく説明しました。

広島大学先端科学セミナー「“ゲノム編集”で未来社会を拓く」は、卓越大学院プログラム「ゲノム編集先端人材育成プログラム」の担当教員等が、広島大学の強みであるゲノム編集技術に関する取組みを紹介し、ゲノム編集技術の“今”と“未来”についてわかりやすく解説します。セミナーは全4回を予定しており、次回以降も詳細が決まり次第、「ゲノム編集先端人材育成プログラム」のホームページ等でご案内してまいりますので、ぜひご参加ください。

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