ゲノム編集先端 人材育成プログラム

活動報告

2021年3月3日、広島大学先端科学セミナー「“ゲノム編集”で未来社会を拓く」の第4回セミナーをウェブセミナーで開催しました。

第4回目は本プログラムの学外プログラム担当教員をされている徳島大学大学院社会産業理工学研究部の刑部敬史教授が、「進化するCRISPRテクノロジー」と題して講演しました。

本講演では、ゲノム編集の基盤技術である人工ヌクレアーゼの説明に始まり、CRISPRを用いたゲノム編集について実例の紹介や、多様なCRISPR-Casの種類や活用法の解説がありました。また、新規ゲノム編集ツールとしてのTiDシステムについて従来のCRISPRシステムと比較しながらわかりやすく説明がありました。

広島大学先端科学セミナー「“ゲノム編集”で未来社会を拓く」は、卓越大学院プログラム「ゲノム編集先端人材育成プログラム」の担当教員等が、広島大学の強みであるゲノム編集技術に関する取組みを紹介し、ゲノム編集技術の“今”と“未来”についてわかりやすく解説するもので、令和2年度は全4回のセミナーを開催しました。来年度以降も詳細が決まり次第、「ゲノム編集先端人材育成プログラム」のホームページ等でご案内してまいりますので、ぜひご参加ください。

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