卓越大学院プログラム
活動報告
《プレスリリース》【研究成果】ブロッコリーなどの野菜由来成分が酵母の核膜に損傷を与えることを発見
2021.12.11
2021年12月11日、本プログラムライフサイエンスコース担当教員 上野勝准教授(統合生命科学研究科)のグループの研究成果がプレスリリース されました。
本研究成果のポイント
- ブロッコリーなどの野菜由来成分のDIMは、酵母細胞において、オートファジー(※1)(細胞の新陳代謝)とアポトーシス(※2)(細胞死)を引き起こすことを発見しました。
- 高濃度のDIMは、酵母細胞の核膜を損傷することを世界で初めて発見しました。
(※1)オートファジー
細胞が、内部の物質を分解して再利用する現象。酵母を用いたオートファジーの研究で、2016年にノーベル生理学・医学賞が与えられた。
(※2)アポトーシス
プログラムされた細胞死で、その過程で核の中の染色体DNAが断片化される。
詳細は本学ホームページをご覧ください。