卓越大学院プログラム
活動報告
ゲノム編集先端人材育成プログラム令和6年度市民公開セミナーを開催しました
2024.12.3
令和6年11月16日(土)に「ゲノム編集の現状と展望」をテーマに、広島大学卓越大学院プログラム「ゲノム編集先端人材育成プログラム」令和6年度市民公開セミナーをオンラインで開催しました。
ゲノム編集分野の研究について広く社会に向けて情報発信し、ゲノム編集の現状と展望についての情報共有を通じて社会受容を高めることを目的とした本セミナーは、初めに、プログラムコーディネーター 山本 卓 教授から本プログラムについての紹介があり、続けて科学ジャーナリストの松永 和紀 氏に「人はなぜ、ゲノム編集技術に不安を抱くのか?リスクコミュニケーションの意義と課題」と題してご講演いただきました。
80名を超える多くの方にご参加いただき、講演では、松永氏のジャーナリストとしてのご経験に基づいて、ゲノム編集食品に対する市民の反応、市民の理解を促すための丁寧な情報提供や双方向コミュニケーションによる信頼関係構築の重要性、また将来のゲノム編集技術の発展と今後の課題についてわかりやすくご説明いただきました。
講演に続き、本プログラムの履修学生3名が研究発表を行い、学生にとって自身の研究について新たな気づきを得る有益な機会となりました。
◆山本 卓 教授によるプログラム紹介の様子 | ◆松永氏講演の様子 |
◆履修学生発表の様子 | |